具体的な返済負担率(返済比率)の数値としては、様々な意見がありますが、「25パーセント以内」が1つの目安とされています。
ここでは、額面年収600万円の場合を例に見てみましょう。
600万円の25パーセントは、600×0.25=150(万円)です。
これを12ヶ月で割ると、1月あたりの返済額は、150÷12=12.5(万円)となります。
そして、やや多めですが税金や社会保険料の合計を年収の20パーセントと仮定すると、額面年収が600万円の場合、手取り年収は480万円となります。
480を12ヶ月分で割ると、1月あたりの手取り収入は、480÷12=40(万円)と求められます。
つまり、1月あたりの生活費は、その40万円から12.5万円を引いて、27.5万円となるのです。
よって、この27.5万円から食費や光熱費、教育費などを支払うことになるわけです。
これらの金額をやりくりしながら生活をしていくと考えると、贅沢はできませんが、やっていけない金額ではないでしょう。