2023.12.09
#家づくり

床材の種類は何がある?部屋ごとのおすすめ床材も合わせて解説!

スタッフ
自宅の床材選びは一見すると単純なようでいて、実は奥が深いものです。
快適な生活空間を作るためには部屋ごとの用途や特性を理解し、適した床材を選ぶことが重要です。
今回は床材の種類とその特徴、部屋ごとのおすすめ床材について解説します。

□床材の主な種類とその特徴

1.フローリングの特徴
フローリングは木材を加工して作られる床材で、合板基材と表面材を合わせた複合タイプと、木をそのまま使用した無垢タイプがあります。
フローリングは、掃除のしやすさや耐久性が魅力です。
複合フローリングは防音やダニ予防などの機能性が高く、無垢フローリングは天然木の温もりが楽しめます。

しかし、価格が高い点で、デメリットもあります。

2.クッションフロアの特徴
クッションフロアは塩化ビニル製の床材で、衝撃を和らげる効果や防水性があります。
価格が手ごろで、手入れが簡単なのが特徴ですが、劣化しやすい点には注意が必要です。

3.フロアタイルの特徴
フロアタイルはポリ塩化ビニル製が主流で、施工の手軽さや低価格が魅力です。
耐水性に優れているため、キッチンや玄関などにも適していますが、クッション性が少ないため、感触が硬いです。

4.タイルや石材の特徴
タイルや石材は耐汚性や耐水性に優れ、長いライフサイクルが期待できる床材です。
高級感を演出できる一方で、価格が高くなることもあります。

□部屋別!おすすめの床材選び

1.リビングの床材
リビングではデザイン性や機能性を重視したフローリングが適しています。
一部をタイルやカーペットにすることで、空間に変化をつけることも可能です。

2.キッチンの選択
キッチンでは耐水性の高いクッションフロアやフロアタイルがおすすめです。
コルクや耐水塗装されたフローリングも選択肢に入ります。

3.子ども部屋の床材
子ども部屋ではやわらかな針葉樹のフローリングやカーペット、コルクが適しています。
転んでも怪我をしにくい床材が理想です。

4.トイレと浴室
トイレでは耐水性が高く施工しやすいクッションフロアが一般的です。
浴室では耐水性の高いタイルが適しています。

5.玄関ホールの床材
玄関ホールではフローリングや天然石が選ばれることが多いです。
天然石を使用すると、高級感を演出できます。

□まとめ

今回は、床材の種類とその特徴、部屋ごとのおすすめ床材を解説しました。
自宅の床材選びは住まいの雰囲気や機能性を大きく左右します。
自身のライフスタイルや好みに合った床材を選び、理想の住まいを実現しましょう。