家族が増えるタイミングや、お子さまが巣立つタイミングなどで家の購入を検討する方が多いでしょう。
しかし、家の購入は高額であるため、簡単に決めるのは難しいものです。
今、購入して良いのだろうかと悩む方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は家を建てるならいつがいいのか、平均やライフイベントからタイミングを考えてみます。
マイホームを購入する時の平均年齢は、注文住宅の場合40歳、分譲戸建住宅の場合37.2歳です。
また、世帯主の年齢で最も大きな割合を占めているのは30代となっています。
2次取得で住宅を購入した世帯主は60代が多いことがわかっています。
注文住宅の平均所得は全国平均と三大都市圏で少し異なります。
全国平均は733万円、三大都市圏では816万円となっています。
三大都市圏は全国平均よりも物価が高いことが原因と考えられるでしょう。
400万円未満の世帯主も10%程度を占めており、全国平均より低くても安心して購入を検討できます。
注文住宅では3.3人となっています。
この結果から親子と子ども1人から2人の世帯がマイホームを購入することが多いことがわかるでしょう。
1.結婚
家族が増える結婚のタイミングに家を購入する方は多くいらっしゃいます。
人生を共にする方と計画しながら家を選べるため、良いタイミングです。
また、比較的若い年齢から住宅ローンの支払いを始められるため、定年を迎えた頃にはローンの支払いが完了しているといったメリットもあります。
ただし、転勤や家族がさらに増えることにより住み替えを検討する必要があることもあります。
2.出産
お子さまが生まれるタイミングで家を購入する方も多いのです。
このタイミングでは、教育環境を考えて家を選べることがメリットと言えるでしょう。
3.お子さまの進学
お子さまの進学を機に家の購入を検討するのもおすすめです。
通わせたい学校がある場合はその近くに家を建てると良いでしょう。
4.お子さまの独立
お子さまが独立し、居住人数が減ると使っていた部屋が必要なくなります。
このタイミングで新しい家を購入する方もいらっしゃいます。
ただし、住宅ローンの月々の返済額が大きくなる可能性があることに注意しましょう。
家を購入するタイミングは人それぞれですが、決め手に欠ける場合は平均を参考にするのも良いでしょう。
また、ライフイベントが変化するタイミングで家を購入するのもおすすめです。
将来を見通しながら購入するタイミングを検討しましょう。