マイホームを考えている方にとっては、家全体における外観の印象もきちんと考慮したいところです。
近年は、マイホームにおいてベランダのないデザインを採用する傾向にあります。
ベランダのない家を検討する際に不安に感じるのが、やはり外観の部分です。
そこで今回は、ベランダのない家のメリットや、外観で後悔することについて解説します。
1.外観がシンプルになる
家から外に向けて飛び出す空間がない分、家全体の外観がすっきりとした印象になります。
シンプルな家のデザインを望む人にとっては、ベランダを設けない家を設計することも選択肢の1つかもしれません。
2.建築費用が抑えられる
ベランダを設置しないため、家全体としての建築費用を抑えられます。
ベランダには排水面や防水面の設備を施す必要があるため、設置だけでも多額の建築費用がかかるのです。
3.定期的な補修の必要がない
ベランダを設けない場合は、ベランダ部分の補修を気にする必要がありません。
ベランダは外気にさらされる分、雨水による劣化や床の汚れなどの問題を抱えやすいため、特に定期的な補修や清掃を心がけなければなりません。
4.セキュリティが強化される
ベランダを設置しないことは防犯面のメリットにもつながります。
外から目のつきやすいベランダを設置して生活状況を見せてしまうよりも、ベランダのない家で過ごす方がセキュリティの面では安全であると言えます。
家にベランダが設けられていないことはさまざまなメリットをもたらしますが、やはり通常の家とは違った外観になってしまう点で不安が残るところです。
ベランダのない外観はシンプルな印象を与える一方で、場合によってはマイナスイメージにつながる恐れがあるため、対策をおさえておきましょう。
ベランダのない家は家全体における凹凸を生み出さないため、抑揚のなさが際立ってしまうことがあります。
デザインや屋根材のシンプルさが悪い方向にはたらいてしまうと、おしゃれな外観を実現できず、家を建てた後の後悔につながるのです。
対策として、家全体の単調さを改善するためのデザインを設計することが考えられます。
屋根材において特徴のある勾配を採用したり、外壁の色にアクセントカラーを用いたりなどの変化を加えることで、ベランダがなくとも抑揚のあるデザインを実現できるのです。
ベランダのない家は、建築費用の面や防犯面でメリットをもたらします。
しかし、外観については、屋根や外壁のデザインによって印象がプラスにもマイナスにも傾きます。
ベランダのない家の外観がかえって単調な印象を与えてしまわないように、自分の実現したい外観についてこだわりのあるデザインを考えておくことも大切です。
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