進学や転勤、結婚など、さまざまなライフイベントを機にマイホーム購入を検討することがあります。
特に子供を出産する前に家を買うことの判断は、妊娠時期と重なることもあり難しいものです。
そこで今回は、出産時期に家を買うことのメリットと、出産前に家を買う際の注意点について解説します。
1.出産前のメリット
出産前に家を買うことは、忙しい時期に引っ越しの手続きで追われることがない点でメリットです。
妊娠・子育て中に家を探すことは大変手間がかかり、精神的にも負担になることが考えられます。
出産前に家を買っておくことで、落ち着いて出産やその後の子育てに専念できるのです。
また、出産後すぐに生活環境が変わることがないため、子供にとっても負担が少ないと言えます。
2.出産後のメリット
出産後に家を買うことのメリットは、子供と生活するイメージが湧きやすいことです。
出産後にしばらく子育てを実践することで、子供に合った間取りや周辺環境を考慮して家を探せます。
ある程度子供が年齢を重ねていれば性格も分かってくるため、子育てしながらの生活をイメージしやすいのです。
家を買うタイミングを出産の前と後のどちらに合わせるか、夫婦間できちんと対話しておくことが重要です。
お互いが検討する際には、実現したい子供との生活イメージはもちろん、働き方との兼ね合いについても考慮しましょう。
出産前後に家を買うメリットについて紹介しましたが、出産直前の時期に引っ越しのタイミングが重ならないようにしましょう。
妊娠中に家を買うことを進めるのであれば、特に体力面には気を配りながら、パートナーと連携して無理のない引っ越し計画を立てましょう。
出産後に子供のいる生活を具体的にイメージして、周辺の環境を考える必要があります。
実際の子育てに合う生活環境として公園や病院といった施設、さらには入学後を見据えて学区についても考えて家を選んでおくと安心です。
今回は、出産前後に家を買うことのメリットと、出産前に家を買う際の注意点について紹介しました。
家を買うタイミングが出産の前と後のいずれであってもそれぞれにメリットがあるため、夫婦間で密にコミュニケーションを取って検討するようにしましょう。
出産前、特に妊娠中に手続きを進める場合は、体調やストレスにも気を配りながら出産後の生活イメージを深めて家を選ぶことが大切です。