家を建てる際にキッチンの効率性を追求しようとすると、パントリーの存在に気づくことが多いです。
しかし、パントリーは本当に必要なのか、どのようなメリットやデメリットがあるのかが分からず、手を出せないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、パントリーのメリット・デメリットと、設置時のポイントについて解説します。
・パントリーのメリット
収納スペースが増えるので、乱雑なキッチンを整理し、広々とした空間を実現します。
調理家電やお皿、子どものおやつなど、様々なアイテムをスッキリと収納できます。
また、食料品だけでなく、日用品もまとめて収納できるので、在庫の確認が容易です。
ストックが一目でわかると、無駄な買い物を減らせる点も嬉しいポイントですよね。
・パントリーのデメリット
収納スペースを増やすためには、パントリーに限らず、それに応じたスペースが必要です。
特に限られたスペースの中での設置は、慎重に検討する必要があります。
また、大きなパントリーを設置する場合、たくさんの予算が必要になることも。
棚を作る費用や、家の面積を増やすための費用も考慮する必要があるので、ご家族とよく相談してくださいね。
食品を収納する場合、害虫対策をしっかりと行う必要があります。
特に開封済みの食品は、虫が入らないようしっかりと密封して保存することが大切です。
1.設置場所
キッチン周りが最も使いやすいですが、玄関や勝手口からの動線も考慮すると良いでしょう。
特に買い物から帰った際にすぐに荷物を収納できる場所を選ぶと、日常の動線がスムーズになりますよ。
2.大きさ
収納スペースは大きいほど良いと思いがちですが、奥行きが深すぎると取り出しにくくなるので注意が必要です。
キッチンスペースとのバランスを考慮しながら、最適なサイズを選んでみてくださいね。
3.収納方法
重たいものは下段、頻繁に使うものは中段、軽いものは上段に収納するのが基本です。
物をしまう際はカゴやラベルを使用すると、管理がしやすくなるのでおすすめです。
また、扉を付けないオープンタイプのパントリーは、収納物が一目で見えて在庫管理がしやすいですし、扉を付ければごちゃごちゃした中身もすっきり隠せます。
パントリーはキッチンの効率性を高めるための選択肢として優れています。
設置する際にはメリットとデメリットをしっかりと理解した上で、自分のライフスタイルや予算に合わせて選ぶことが大切です。
また、設置場所や大きさ、収納方法などのポイントを押さえたうえでパントリーを設計し、日常のキッチンライフより快適にしてみてくださいね。