2023.12.13
#家づくり

家づくりでの予算オーバーを避ける!5大原因と絶対に削ってはいけないポイント

スタッフ
新築の家を建てる際、多くの人が直面するのが予算オーバーの問題です。
特に初めての家づくりではどのように予算を管理すれば良いのか、不安を感じることも少なくありません。
この記事では、予算オーバーの主な原因と家づくりで削ってはいけないポイントについて解説します。

□家づくりの予算オーバーの5大原因

家づくりにおける予算オーバーは、計画段階での見落としが大きな原因となります。
ここではその主な原因を挙げ、それぞれについて解説します。

1.注文住宅の費用とローンの知識不足
注文住宅の建設には予想外の費用が発生することがしばしばあります。
本体工事費用の他にも、付帯工事費用や諸費用が加わり、土地が必要な場合はその代金も考慮に入れなければなりません。
また、住宅ローンの借入可能額を事前に把握しておくことで、資金計画の見直しが可能になります。

2.こだわりの優先順位の不明確さ
家づくりにおいて、デザインや設備、住宅性能など、多くのこだわりが生まれます。

しかし、これらの優先順位が明確でないと、予算オーバー時に迅速な対応が困難になります。
家族で話し合い、何にどの程度の予算を割くかを決めておくことが重要です。

3.住み始めてからの費用の考慮不足
家を建てる際には初期費用だけでなく、住み始めてからかかる費用も考慮する必要があります。
例えば、高性能な家は初期費用が高くても、ランニングコストの削減につながります。
長期的な視点での資金計画が求められます。

4.補助金や助成金制度の知識不足
補助金や助成金の制度を利用することで、予算内での家づくりが可能になることもあります。
これらの制度についての知識を深め、適用可能なものを活用しましょう。

5.土地探しの方法の知識不足
土地探しには予算内で良い条件の土地を見つけるための知識が必要です。
土地代金を抑えられれば、その分を建築費に回せるため、土地探しの方法を学ぶことは非常に有益です。

□家づくりで絶対に削ってはいけないポイント

家づくりにおいて、無闇にコストを削減することは後悔の原因となります。
ここでは削減してはならない重要なポイントを解説します。

*断熱性・気密性の確保

断熱性と気密性は住宅の快適性を左右する基本性能です。
これらが不十分だと、季節の変化による室内環境の悪化や、無駄な光熱費の増加につながります。
長期的な住まいの質を考えると、断熱性や気密性を確保するための費用を削るのはおすすめできません。

*防犯性の確保

防犯性は家族の安全を守るために重要な要素です。
防犯ガラスやセキュリティシステムなどの安全に直結する部分のコスト削減は、リスクを高めることになりかねません。
安心して生活できる環境作りには、これらを削減しないようにしましょう。

*生活スタイルに合った間取りと設備

生活スタイルに合わせた間取りや設備は日々の満足度に直結します。
優先順位の高い部分を削ると、後で大きな不満となる可能性があります。
予算内で最も満足度の高い選択をするためには、優先順位を正しく設定し、必要な部分には投資することが大切です。

□まとめ

家づくりは、夢を形にする喜びと同時に予算オーバーのリスクを伴います。
この記事で紹介した予算オーバーの原因と家づくりで絶対に削ってはいけないポイントを理解し、適切な計画を立てることで、理想の家を実現できるでしょう。
予算管理は家づくりの成功を左右する重要な要素なので、慎重に、しかし前向きに取り組んでいきましょう。