2024.01.09

地震に負けない家を作ろう!安全な住宅設計のポイントをご紹介!

スタッフ
地震に強い家の特徴を知ることは、日本のように地震の多い国では重要です。
特に、地震に敏感な方にとっては、注文住宅を購入する際、家の安全性を高めることが最優先事項となります。
そこで、この記事では、地震に強い家の基本構造とデザイン、そして地震による被害を招きやすい住宅構造とその対策について紹介します。

□地震に強い家の基本構造とデザイン

地震に強い家は、耐震基準の適合が前提ですが、それ以上に物理的な特徴が重要です。
ここでは、その構造やデザインについて見ていきましょう。

1:シンプルな構造

正方形に近い形の家は、力が均等に分散され、地震に強い傾向にあります。

逆に複雑な形状は、地震のエネルギーを集中的に受けやすく、リスクが高まります。

2:質量が小さい

家の質量が大きいほど、地震のエネルギーの影響を受けやすくなります。
木造建築は軽量であり、地震に強いとされていますが、地盤の状態や建物の形状も影響します。

3:高さが低い

高層建築は揺れやすく、特に上層階では揺れの影響を強く受けます。
一般住宅の場合、平屋や低層建築が有利です。

4:地盤の強さ

地震に強い家づくりは、地盤の強さから始まります。
地盤が強ければ、地震の際の揺れを有効に吸収し、家を守れます。

□地震による被害を招きやすい住宅構造とその対策

地震の被害に遭いやすい住宅は、構造以外の要因が関係しています。
ここでは、その構造とそれに対する対策について把握しておきましょう。

*屋根の重さ

屋根が重いと、地震の揺れが大きくなります。
特に、瓦屋根は重量が大きいため、軽量な金属屋根への変更などが有効な対策です。
住宅の屋根に使用される材料の重さは、その耐震性を大きく左右します。
屋根が重ければ重いほど、地震が発生した際の揺れも大きくなるのです。

*壁の量が少ない、配置バランスが悪い

耐力壁の配置が不均衡だと、地震に弱くなります。
特に、開口部が多い家は要注意です。

*建物の基礎

基礎の種類によっても地震の被害に影響します。
布基礎よりベタ基礎の方が強度が高い場合がありますが、地盤に応じた適切な工法の選択が重要です。

□まとめ

地震に強い家づくりには、耐震基準の満足度だけでなく、家の構造やデザイン、さらには地盤の強さにも注意が必要です。
また、地震による被害を最小限に抑えるためには、屋根の重さ、壁の量と配置、そして建物の基礎に関する適切な知識と対策が求められます。

今回の記事を踏まえ、地震に強い安全な住宅を実現しましょう。