2024.03.05
#家づくり

新築の家を快適に!コンセント位置のおすすめ決定術

スタッフ
新築住宅を計画する際、コンセントの配置は家の機能性と美観に大きく影響します。
一方コンセント位置を考えるのが難しいと感じている方は多いです。
ここでは、新築住宅でのコンセント配置の重要性と最適な設置方法について掘り下げます。

□コンセントの配置位置のおすすめ箇所のご紹介!

新築住宅におけるコンセントの配置は、日常生活の機能性と美観に大きく影響します。
各部屋ごとに最適な配置を詳細に見ていきましょう。

1: 玄関のコンセント配置

玄関は、家の顔としての役割があります。
ここでは、掃除機や季節の飾り物、電動自転車の充電などに使うコンセントの配置が重要です。
玄関には目立たない場所に100Vのコンセントを最低1つ設置するのが理想的。
例えば、下駄箱の裏や扉の隠れる部分など、目につきにくい場所に設置することで、玄関の美観を損なわずに機能性を確保できます。

2: 廊下のコンセント配置

廊下は通常、コンセントの使用が少ないと思われがちですが、掃除機や照明に便利です。
廊下では、掃除機の使用を考慮して、床から30〜40cmの高さに100Vのコンセントを1つ設置するのがおすすめ。
コンセントを床からある程度の高さに設置することで、掃除の際のコードの取り回しを容易にし、廊下の清潔さと利便性を向上させることができます。

3: リビングダイニングのコンセント配置

リビングは家族が集う中心的な空間です。
ここでは、テレビ、エアコン、充電器、季節家電など多岐にわたる電子機器の使用を想定して、十分な数のコンセントを設置することが重要。
例えば、6〜8畳のリビングには100Vのコンセントを4つ、200Vのコンセントを1つ設置するのが理想的です。
コンセントの高さは、使用する電子機器に合わせて調整すると良いでしょう。

4: キッチンのコンセント配置

キッチンは大きな消費電力の家電が多いため、十分な数のコンセントを設置する必要があります。
電子レンジ、冷蔵庫、オーブンなどの家電を安全に使用するためには、100Vのコンセントを6つ、200Vのコンセントを1つ設置することが推奨されます。
家電製品の使用頻度と配置を考慮して、最適なコンセント数を決定しましょう。

□新築時の決定事項!コンセントの高さと位置

新築時には、コンセントの位置と高さを慎重に計画することが重要。
家全体の電気容量も考慮して、効率的かつ機能的なコンセント配置を実現しましょう。

*カウンターや家具の上に

キッチンカウンターやリビングの家具の上にコンセントを設置することで、充電器や小型家電の使用が便利になります。

*床に設置

リビングの中央や、壁から離れた場所に床用コンセントを設置することで、家電製品の利用範囲が広がります。

*充電スペース

コードレス家電の充電スペースを収納スペース内に設けることで、使用しない時のスペースを有効活用できます。

□まとめ

新築住宅におけるコンセントの配置は、日常生活の便利さと住宅の美観に直結します。
玄関、リビング、キッチンなど、部屋ごとの最適な配置と高さを考慮し、機能性と美観を高める配置計画を立てましょう。
新築時のコンセント配置は、快適な住環境作りにおいて重要な要素です。