2024.07.16
#家づくり

子育てエコホーム補助金を受けられない?

スタッフ

子育て世帯や若者夫婦世帯で、新築住宅を検討している方は、エコホーム補助金制度をご存知でしょうか。


この補助金は、環境負荷の低い住宅の建設を促進するために国が設けた制度で、条件を満たせば最大100万円の補助金を受けられます。


本記事では、子育てエコホーム補助金の対象条件や申請方法について詳しく解説します。


□子育てエコホーム補助金ってどんな制度?

子育てエコホーム補助金は、国土交通省が実施する「子育てエコホーム支援事業」の一環として、子育て世帯または若者夫婦世帯が、環境負荷の低い住宅を新築する場合に、最大100万円の補助金が受けられる制度です。


この制度の目的は、子育て世帯や若者夫婦世帯が、より快適で環境に優しい住宅に住めるように支援することです。


補助金の対象となる住宅は、長期優良住宅またはZEH水準住宅です。

長期優良住宅は、長期にわたって良好な状態で使用できるよう、耐久性や耐震性、省エネルギー性能などが一定基準を満たした住宅です。

ZEH水準住宅は、省エネルギー性能が高く、年間の一次エネルギー消費量が正味でゼロ以下になる住宅です。


補助金は、1戸あたり40万円から100万円が支給されます。

補助金額は、住宅の性能や地域によって異なります。


□エコホーム補助金を受けられない?受けられるのはどんな人?

エコホーム補助金を受けられるのは、以下の条件を満たす方です。


1:  子育て世帯または若者夫婦世帯である

子育て世帯とは、申請時点で2005年4月2日以降に出生した子を有する世帯です。

若者夫婦世帯とは、申請時点で夫婦であり、いずれかが1983年4月2日以降に生まれた世帯です。


2: エコホーム支援事業者と工事請負契約を締結し、住宅を新築する方

エコホーム支援事業者は、建築主​に代わり交付申請等の手続きを代行し、交付を受けた補助金を建築主​​に還元する者として、予め本事業に登録をした住宅事業者です。


3:  対象となる住宅を新築する方

長期優良住宅またはZEH水準住宅のいずれかに該当する必要があります。


4:  所有者(建築主)自らが居住する

「居住」は、住民票における住所(居住地等)で確認します。


5:  住戸の床面積が50㎡以上240㎡以下である


6:  土砂災害防止法に基づく、土砂災害特別警戒区域又は災害危険区域(急傾斜地崩壊危険区域又は地すべり防止区域と重複する区域に限る)に原則立地しないもの


7:  都市再生特別措置法第88条第5項の規定※により、当該住宅に係る届出をした者が同条第3項の規定による勧告に従わなかった旨の公表がされていないもの


8:  交付申請時、一定以上の出来高の工事完了が確認できる


□まとめ

子育てエコホーム補助金は、子育て世帯または若者夫婦世帯が、環境負荷の低い住宅を新築する場合に、最大100万円の補助金が受けられる制度です。

補助金を受けられるためには、いくつかの条件を満たす必要があります。

本記事では、対象条件や申請方法について詳しく解説しました。

補助金制度を活用して、より快適で環境に優しい住宅を手に入れましょう。